あじさい寺

あじさい寺

矢田寺とあじさい

矢田寺のあじさいは、本尊様であるお地蔵さんにちなんで、昭和40年頃から植え始めました。
あじさいの花びらのひとつひとつが雨に打たれ、さまざまに色が移ろいながら、 私たちに仏教の「諸行無常」の心を伝えてくれています。 また、あじさいの丸い花は、お地蔵さんの手に持っておられる宝珠の形でもあります。



あじさいの別名、「オタクサ」

あじさいはアジサイ科の植物で、日本の暖地に自生するガクアジサイを母親として、 日本で生まれた園芸品種です。
学名の変種名「オタクサ」は、 江戸後期に日本の動植物をヨーロッパに紹介した、長崎出島のオランダ商館の医官シーボルトが、 帰国後、日本滞在中の妻「おたきさん」を偲んでつけた名前と言われています。



日本特有の花木、あじさい

あじさいは、日本特有の花木です。諸外国にその野生種はなく、 西洋あじさいといわれるものは、江戸後期に、 上記のシーボルトなどによって欧州へ送られたものが、改良されたものです。
また、梅雨時にさまざまに花の色を変えながら咲き続けるその美しさから、 古来より数々の詩歌にも詠み込まれています。万葉集からご紹介しましょう。


あじさいの  八重咲くごとく  八つ代に
をいませ我が背子  見つつ偲ばむ
(左大臣 橘諸兄)

言問はぬ  木すらあじさい  諸弟らが
練りのむらとに  欺かれけり
(大伴家持)
寺のあじさい

したがって、あじさいはすでに奈良時代以前から栽培されていたことがわかります。




矢田寺に咲くあじさい

矢田寺には、5月中旬に咲き始めるツルアジサイから、9月頃に咲く中国のあじさいまで、 約60種、10,000株のあじさいが植えられています。その中から、いくつかの花と、 境内とあじさいの風景写真をご紹介しましょう。


  • 境内とあじさい1
  • 境内とあじさい2
  • 境内とあじさい3
  • あじさいとミズカンナ
  • ツルアジサイ
  • エゾアジサイ
  • 玉段花
  • ブルーキング
  • イワガラミ
  • キヨスミサワアジサイ
  • ベニガクアジサイ
  • ウイローサ(中国のあじさい)

アジサイ園

開園中の様子

開園中の様子


アジサイの様子はこちらで御覧いただけます。(クリックしてください)


当寺のアジサイは、25,000㎡の境内に紫陽花庭園や見本園があり、
約60種類10,000株が咲き揃います。


アジサイ園の開園は6月1日~7月10日でございます。
入山料は、大人500円、小学生200円。
(お供え料の為、団体・個人の別はございません。)
障害者割引:障害者手帳の提示により、有料期間中も無料(本人のみ)


(お願い) 平成4年以来、入山料400円を続けてまいりましたが、このたび諸般の事情により改定させていただきます。
ご理解賜りますようお願い申し上げます。


※アジサイは桜などの花とは違い、見頃の時期が一瞬ではありません。
   また、雨に打たれても 花が痛んだり、散ってしまうようなこともございません。
   天候に係らず水やり等の管理もしております。
   矢田寺は関西の都市部に比べますと1週間~10日ほど花の時期が遅いですので、
   6月上旬から7月上旬頃まで、沢山の種類のきれいな花をずっと楽しんでいただけます。


矢田寺への交通

電車でのお越しの場合は、 近鉄郡山駅、JR大和小泉駅が最寄駅です。
近鉄郡山駅、JR法隆寺駅より矢田寺行きの臨時バスが出ます。

クリックで拡大

臨時バスのご案内 (6月4日~26日)
(時刻表や運賃などは奈良交通ホームページを参照下さい。)
■バスの時刻に関するお問い合わせ
奈良交通お客様サービスセンター
TEL: 0742-20-3100 (8:00~19:30/年中無休)


※右の地図はクリックで拡大表示します


自動車でお越しの場合
高速道路は西名阪自動車道では「大和まほろばスマートインター」、「法隆寺インター」、第二阪奈道路では「中町ランプ」が最寄りの下り口です。


« ご注意 »
西名阪自動車道「大和まほろばスマートインターチェンジ」
「名古屋側出入口」はETC車載器を搭載していない車両も含め、すべての車両がご利用になれます。
「大阪側出入口」一旦停止型・ETC専用インターとなっています

参考:開通箇所の概要
大和まほろばスマートICは、西名阪自動車道の法隆寺ICから東側約3km、郡山ICから西側約3kmに位置しており、 幹線道路である「大和中央道」に接続していますので、北へ直進し、 ショッピングセンター「アピタ」の前の信号「田中町垣内」を左折すると便利です。
(参照ページ:NEXCO西日本)


メディア掲載情報

朝日新聞(2011/6/5)

朝日新聞・らんきんぐ(2011年6月5日)
「訪ねてみたい関西のアジサイの名所」第1位に選ばれました。


日本経済新聞・土曜版
NIKKEI プラス1<何でもランキング> アジサイの名所を見るなら
-アジサイの名所ランキング-(2005年5月28日)

(アジサイ研究家、旅行業関係者、写真家などの専門家20人以上が
 東日本・西日本それぞれについて10か所を選び、順位を点数化して選んだもの。)
西日本で第2位に選ばれました。
(投票数では全国第3位)


〈西日本〉
1 神戸市立森林植物園(神戸市)
2 矢田寺(奈良県大和郡山市)(正式名称、金剛山寺)
3 三室戸寺(京都府宇治市)
〈東日本〉
1 みちのくあじさい園(岩手県一関市)
2 相模原麻溝公園・北公園(神奈川県相模原市)
3 麻綿原高原(千葉県大多喜町)


お茶室からの風景
お茶室より大和平野を一望できます。

写真撮影についてのお願いと、境内地内での食事禁止について

近年、写真撮影に三脚を使用される方が増加し、またその使用マナーについて、 参拝者とのトラブルや苦情が目立つようになりました。特に境内の混雑する場所においては、 参拝者の事故防止のため、三脚及び一脚の使用をご遠慮いただくことになりました。

また、食事をされたあとに食べたゴミを放置していくマナー違反の方が多かった為に、 ゴミの処理に苦慮し、境内地内での食事は禁止としました。

いずれもマナーの問題です。みなさまのご理解とご協力をお願いします。

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